【募集中】北海道津別町地域おこし協力隊「津別町の特産品製造の担い手継承で地域活性化」
募集趣旨
はじめに
津別町は、人口4,000人ほどの大自然豊かな小さな町。オホーツク管内の最も南に位置し、網走川の源流地域を形成する農業・酪農・林産業を中心とする町です。
総面積の約86%を占める森林から湧き出る水と、夏は30℃を超え、冬はマイナス20℃以下に凍り付く厳しい自然の中で育てられる農作物、自然の恵みをたっぷり受けたモノづくりに励んでいます。
そんな津別町には市街地から車で20分離れたところに相生(あいおい)地区があり、釧路市・阿寒摩周国立公園方面へと続く国道沿いに立地する「道の駅あいおい」では、たい焼き風スイーツの「クマヤキ」や手作り豆腐、10割蕎麦などの特産品を製造・販売しています。そこには2003年開業以来、長年の技術を持った従業員や職人が多くいるところですが、高齢化が進み担い手が不足している状況です。
そこで、特産品製造の技術を継承し、私達と一緒に津別町の活性化に取り組む地域おこし協力隊員を募集します。
募集要項
1.募集人員
地域おこし協力隊「津別町の特産品製造の担い手継承で地域活性化」2名
2.業務内容
主にクマヤキの焼き手
その他に豆腐・そばの製造、道の駅施設周辺の草刈り・清掃、レジ操作や接客業務、特産品開発、催事イベントへの参加など道の駅業務全般
1年目 | 地域を知る。地域住民と交流する。特産品(クマヤキ・豆腐・そば)作りを習得。レジ操作や道の駅の施設管理など一通りの業務の習得。 |
2年目 | 人脈を広げる。地域に溶け込む。特産品(主にクマヤキ)の製造やその他道の駅管理業務を担当。新たな特産品開発に向けた情報収集と試作を開始。 |
3年目 | 定住に向けた準備を進める。特産品(主にクマヤキ)の製造やその他道の駅管理業務を担当。新たな特産品の安定供給とPRで集客アップを目指す。 |
3.求める人物像
- 素直に前向きなコミュニケーションをとることができ、地域・行政・町内の団体及び事業者等の関係者と協働して本町の活性化に取り組むことのできる方
- 既存の特産品(クマヤキ、豆腐、そば)づくりや新たな特産品開発に愛を持って取り組める方
- 片道20分の車通勤、早朝勤務、厨房での継続作業などの仕事内容に理解のある方
- 任期(最大3年間)満了後も継続して就業する意欲のある方
必須資格・経験
- 普通自動車免許
- (注意)AT限定可、技術・経験ともに実際に運転ができる必要あり
- (注意)応募時所有必須
有しているとより良い
- レジ端末や基本的なパソコン操作ができる
- 飲食店での調理経験
- 販売員経験
- 商品開発経験
4.応募資格
- 都市地域等から津別町に生活拠点を移し、住民票を移動できる方(注意)着任前に住民票を移動させないでください)
- 地方公務員法第16条に規定される欠格事項に非該当の方
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員でない方
- 長期のキャリア形成・技術の継承の観点から45歳未満の方を優遇
5.活動場所
道の駅あいおい
事業者名 | 津別町字相生83-1 株式会社 相生振興公社 |
代表者名 | 代表取締役 伊藤 泰広 |
業種 | 飲食業、小売業 |
従業員数 | 10人 |
【活動先から:活動先や仕事の内容で事前に知っておいてほしいこと】
現在、従業員の平均年齢が60代であることから、次世代にその熟練の技術を継承していく時期となりました。豆腐作りなどの仕込み作業が朝早くからあることや体力のいる作業もあり、大変さを感じることもありますが、みんなで助け合いながら仕事をしています。
今回の採用では、道の駅の幹部候補として長期のキャリア形成を目指しています。可能であれば、まずは2週間のインターンに参加し、職場の雰囲気や仕事内容を確認した上で本応募に進んでいただくことを想定しています。
6.待遇等
1.任用形態
個人事業主(委託型隊員)
(注意)地域おこし協力隊は活動の対価として報償費の支払いを受けるものとし、津別町との雇用関係はありません。
2.勤務時間
月160時間程度
3.報償費等
月額208,000円
4.活動費等
住宅使用料、旅費、研修負担金等、日々の活動等に対する活動費を支給します。詳細は「待遇一覧」のとおりとしますが、着任時に協議の上、決定します。(注意)年間200万円を上限としますが、着任時期に応じて上限額が異なります)
5.待遇・福利厚生
津別町地域おこし協力隊として委嘱しますが雇用関係はありませんので、国民年金や国民健康保険には各自で加入してください。
勤務時間 | 5:00~18:00のうち8時間のシフト制 (注意)繁忙期(5~10月)は3:00~18:00のうち8時間のシフト制 (注意)時間外勤務もあり。時間外手当相当分は活動先から支給 |
週休日 | 毎週火曜日+週1日を週休扱い (注意)繁忙期(5~10月)は週2日の休暇取得が難しい場合があり、閑散期等に振替対応 |
その他 | ユニフォームやエプロン、作業靴は会社支給あり。業務で使う備品や道具一式は会社貸与。 |
7.応募手続
1.受付は応募開始日より令和6年9月26日(必着)までとします。
2.提出書類は以下のとおりです。
履歴書(任意様式、顔写真付き、職歴がわかるもの)
3.申込み、問合せ先は以下のとおりです。
〒092-0292 北海道網走郡津別町字幸町41番地
津別町役場 住民企画課 企画係
電話:0152-77-8374
8.選考
- 第1次選考
書類選考の上、応募者全員に対して結果を文書およびメールにより通知します。 - 第2次選考
第1次選考合格者を対象に、面接を主体とした選考試験を予定しています。
日時や会場については第1次選考結果とともに通知します。 - 結果通知
第2次選考後、速やかに合格者に電話で通知します。また、文書でも合否について通知します。 - その他
選考に係る経費(第2次選考の交通費を含む)については受験者の負担とします。
選考経過及び結果等に関するお問い合わせにはお答えできません。ご了承ください。
9.その他
- 募集に関する問い合わせは、メールまたは電話でお願いします。
- 募集に係るすべての個人情報については、法・条例に基づき厳正に管理し、本人の了解を得ない限り、第三者に提供しないこととします。
- 提出書類は返却しませんので、あらかじめご了承ください。
- 関連する条例・規則などについては、ホームページよりご覧ください。
10.津別町での暮らしについて
別紙「津別町での暮らしについて」のとおり簡単ですがまとめたものがありますので、参考としてください。
津別町での暮らしについて (PDFファイル: 396.1KB)
【番外編】津別町の取組紹介
(1)タウンニュースつべつ
津別町の今を映像で定期的に発信することで、町民のまちづくりへの参加促進、移住・定住の促進などを図り、町づくりの記録を残すことで10年後20年後の町民への財産とします。役場職員がリポーターとなって取組などを紹介しており、完成した映像は、町のWebサイトや道東テレビ、YouYube等で公開されます。
タウンニュースつべつ~津別町広報番組(YouTubeのサイト)
(2)津別町PRビデオ
津別町の四季や自然溢れる大地、観光や移住情報などをPRするために作成した動画です。
この動画を見ていただければ、津別町の雰囲気が伝わる動画になっています。
(3)津別町移住・定住WEBサイト チャレンジツベツ
津別町への移住・定住促進のために、町の紹介や津別町での生活、仕事、住まいなどを紹介するページです。
移住・定住サポートデスクも設置しており、各種相談や移住体験ツアーなどの対応が可能です。
津別町でのチャレンジを考えている方にオススメのページです。
(4)道東エリアリノベーションプロジェクト・イン・津別
空き家改修とそこで生み出す新規事業を手段に、エリア全体に新たな価値を作り出していくプロジェクトです。
2つのパイロット事業を経て、「コワーキングスペースJIMBA」と「ゲストハウスnanmo-nanmo」という地域の拠点となる新規事業を創出し、そのふたつの地域拠点から新たなビジネスや移住者が生まれる仕組みを町内外からリノベーション参加者等の協力のもと作りました。
パイロット事業を通じて培ったノウハウ等を活かし、さらなるリノベーション文化の定着を目指しています。
(5)ふるさと納税
津別町ならではの農産物や木材加工品などを中心とし、ふるさと納税にも取り組んでいます。
まちづくり会社が町より事業を受託して運営しています。
更新日:2024年09月03日