町の農業

更新日:2025年04月02日

農業の概要

津別町は、オホーツク振興局管内の東南部に位置し、扇状に広がる河川流域に農村集落が形成されている中山間地域です。経営形態は、小麦、馬鈴薯(ばれいしょ)、甜菜(てんさい)等の耐冷畑作物と酪農・畜産が主体で林業と並ぶ基幹産業として発展しました。
 近年は農家戸数が減少し、農地の流動化と農業従事者が高齢化で減少しています。その中で、魅力ある職業としての農業経営基盤の促進のために、年間農業所得と労働時間を他産業並みにするために、農業構造の変換が進んでいます。

2台の大型コンバインが麦を収穫している写真

大型コンバインでの、麦の収穫風景

農家戸数と人口

農家戸数と人口(単位:戸、人)【令和6年度】
経営体系 農家数 人口 備考
専業 124 527  
第1種 3 23  
第2種 4 21  
131 571  
農業法人数【令和6年度】
法人区分 法人数
法人計 42
うち
協業法人
5

経営規模

経営規模別農家数

経営規模別農家数(単位:戸)
規模別 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
5ヘクタール未満 10 9 10 10 7
5ヘクタール~10ヘクタール 9 9 6 6 8
10ヘクタール~20ヘクタール 28 25 22 20 17
20ヘクタール~30ヘクタール 35 35 36 35 38
30ヘクタール~50ヘクタール 32 33 30 31 30
50ヘクタール~100ヘクタール 24 23 23 23 23
100ヘクタール以上 6 7 7 7 7
経営耕地なし 1 1 1 1 1
145 142 135 133 131

畑作の農家の作付類別動向

畑作

畑一面に広がる開花したジャガイモの花の写真

一面に開花した、馬鈴薯(じゃがいも)畑

作付面積(単位:ヘクタール)
作付名 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
水稲 13.59 13.59 13.59 11.21 13.59
麦類 1,427.19 1,530.91 1,620.60 1,683.80 1,644.42
雑穀類 5.90 5.87 6.09 13.14 11.83
豆類 577.70 579.68 584.23 627.98 624.80
馬鈴薯 565.19 546.69 540.04 532.37 525.90
工芸作物 859.30 765.11 740.40 638.35 623.01
野菜 451.18 462.62 466.06 465.49 458.22
飼料用作物 1,033.71 1,057.05 1,015.85 1,032.25 1,050.74

畜産の概要について

放牧地で草を食べている4頭の牛の写真。1頭はこちらを見ている。

放牧地で、のんびりと草を食べる乳用牛(ホルスタイン)

家畜牛頭数(単位:頭)
種類 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
乳用牛 1,670 1,636 1,826 1,551 1,611
肉用牛 5,480 5,642 6,294 5,622 5,752

農業近代化施設の概要

農業近代化施設(農協施設)

農業近代化施設の外観の写真。フォークリフトでトラックに荷物を積んでいる様子が見える。

主要作物の「てん菜・馬鈴薯・小麦・たまねぎ」などの共同施設が整備されています。

  • 麦乾燥工場(4棟)
  • 加工馬鈴薯出荷貯蔵施設(2施設)
  • 玉葱貯蔵庫
  • 甜菜育苗施設
  • 大豆調整工場施設

津別町の農業生産高について

  • 農業生産高
  • 1,285千万円(令和5年市町村別農業産出額(推計))

農業関係計画等

「地域計画」とは
農業経営基盤強化促進法の改正(令和5年4月1日施行)に伴い、令和6年度末までに「地域計画」を策定することが義務付けられました。「地域計画」は、これまでの地域農業のあり方を示した「人・農地プラン」から名称が変わったものであり、「目標地図」を追加したもので、概ね10年後の農地利用の将来図を示すものとなっています。なお、地域計画は、策定後も必要に応じて定期的に見直しを行う予定です。計画の原本については津別町役場産業振興課農政係で閲覧できます。
人・農地プランから地域計画へ(農林水産省ホームページ)

また、農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定に基づき、協議の場の結果を公表します。
協議の場(R5.10.27)(PDFファイル:166.9KB)
協議の場(R5.11.9)(PDFファイル:168.9KB)

関係機関等ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課
〒092-0292 北海道網走郡津別町字幸町41

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