町の農業
農業の概要
津別町は、オホーツク振興局管内の東南部に位置し、扇状に広がる河川流域に農村集落が形成されている中山間地域です。経営形態は、小麦、馬鈴薯(ばれいしょ)、甜菜(てんさい)等の耐冷畑作物と酪農・畜産が主体で林業と並ぶ基幹産業として発展しました。
近年は農家戸数が減少し、農地の流動化と農業従事者が高齢化で減少しています。その中で、魅力ある職業としての農業経営基盤の促進のために、年間農業所得と労働時間を他産業並みにするために、農業構造の変換が進んでいます。
農家戸数と人口
経営体系 | 農家数 | 人口 | 備考 |
---|---|---|---|
専業 | 134 | 606 | |
第1種 | 2 | 11 | |
第2種 | 6 | 16 | |
計 | 142 | 632 |
法人区分 | 法人数 |
---|---|
法人計 | 40 |
うち 協業法人 |
6 |
経営規模
経営規模別農家数
規模別 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年(平成31年) | 令和2年 | 令和3年 |
---|---|---|---|---|---|
5ヘクタール未満 | 12 | 11 | 12 | 10 | 9 |
5ヘクタール~10ヘクタール | 5 | 7 | 7 | 9 | 9 |
10ヘクタール~20ヘクタール | 32 | 33 | 30 | 28 | 25 |
20ヘクタール~30ヘクタール | 45 | 43 | 42 | 35 | 35 |
30ヘクタール~50ヘクタール | 33 | 32 | 30 | 32 | 33 |
50ヘクタール~100ヘクタール | 21 | 21 | 22 | 24 | 23 |
100ヘクタール以上 | 6 | 6 | 6 | 6 | 7 |
経営耕地なし | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
計 | 155 | 154 | 150 | 145 | 142 |
畑作の農家の作付類別動向
畑作
一面に開花した、馬鈴薯(じゃがいも)畑
作付名 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年(平成31年) | 令和2年 | 令和3年 |
---|---|---|---|---|---|
水稲 | 15.09 | 15.09 | 15.09 | 13.59 | 13.59 |
麦類 | 1,331.07 | 1,389.32 | 1,426.45 | 1,427.19 | 1,530.91 |
雑穀類 | 0.16 | 5.16 | 5.67 | 5.90 | 5.87 |
豆類 | 520.26 | 572.72 | 545.28 | 577.70 | 579.68 |
馬鈴薯 | 643.31 | 631.40 | 613.09 | 565.19 | 546.69 |
工芸作物 | 886.35 | 792.27 | 792.66 | 859.30 | 765.11 |
野菜 | 432.29 | 444.30 | 467.77 | 451.18 | 462.62 |
飼料用作物 | 1,128.52 | 1,071.47 | 1,038.89 | 1,033.71 | 1,057.05 |
畜産の概要について
放牧地で、のんびりと草を食べる乳用牛(ホルスタイン)
種類 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年(平成31年) | 令和2年 | 令和3年 |
---|---|---|---|---|---|
乳用牛 | 1,948 | 1,969 | 1,826 | 1,670 | 1,636 |
肉用牛 | 5,108 | 5,432 | 5,485 | 5,480 | 5,642 |
農業近代化施設の概要
農業近代化施設(農協施設)
主要作物の「てん菜・馬鈴薯・小麦・たまねぎ」などの共同施設が整備されています。
- 麦乾燥工場(4棟)
- 加工馬鈴薯出荷貯蔵施設(2施設)
- 玉葱貯蔵庫
- 甜菜育苗施設
- 大豆調整工場施設
津別町の農業生産高について
- 農業生産高
- 1,122千万円(令和元年市町村別農業産出額(推計))
農業関係計画等
農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想 (PDFファイル: 784.6KB)
津別町鳥獣被害防止計画 (PDFファイル: 271.9KB)
津別町 人・農地プラン (PDFファイル: 208.8KB)
人・農地プランの実質化した地域 (PDFファイル: 69.0KB)
津別町家畜排せつ物利用促進計画(令和3年度~令和12年度) (PDFファイル: 171.5KB)
津別町酪農・肉用牛生産近代化計画(令和3年度~令和12年度) (PDFファイル: 1.4MB)
更新日:2023年10月17日