地域支援事業
高齢者の方が現在の元気な状態を保ち、介護が必要な状態にならないよう予防するとともに、要介護状態等になった場合においても、可能な限り地域で自立した日常生活を営むことを目指す事業です。
地域支援事業は次の3つで構成されています。
- 一般介護予防事業
- 包括的支援事業
- 任意事業
一般介護予防事業
介護予防把握事業
閉じこもりや歩行の大変な方等、何らかの支援を要する高齢者の方を早めに把握し、介護予防活動につなげる事業です。
個別訪問
対象者
今年度80歳、85歳、90歳、92歳以上の方
なお、すでに要介護認定を受けている方は対象外です。
主な内容
職員による訪問。
生活状況の把握、健康相談、必要な介護・福祉サービスのご紹介。
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
安否確認訪問
対象者
65歳以上の一人暮らしまたは高齢者夫婦世帯で虚弱の方。かつ介護保険等の在宅サービスを利用せず、近隣・身内による安否確認や他者との交流頻度がおおむね週1回以下の方。
主な内容
ホームヘルパーが訪問し、安否を確認します。
1回30分未満。おおむね月1回程度。
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
介護予防普及啓発事業
介護予防の重要性を住民の方へ広めたり、介護予防に関する教室を開催する事業です。
通所型介護予防事業(ミズナラ倶楽部)
対象者
65歳以上の方のうち、閉じこもり、物忘れ、運動機能等の面で予防が必要な方。
主な内容
送迎、脳トレ、軽体操、リハビリ専門家による相談。
開催場所
町民会館
開催日時
週1回(火曜日クラス・金曜日クラス〜女性対象、水曜日クラス〜男性対象)
- 全クラス:13時~15時
利用料
無料
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
活動の様子
教室が終わって、帰宅の途中。
今年も桜が見れました。
「きれいだねー。」
送迎付きの教室なので、安心です。
体を動かすゲームです。
皆さん、熱中して楽しまれています。
誕生会を皆さんでお祝いします。
音読で脳トレ中。
テーブルゲームで認知症予防。
皆さんゲームに真剣です!!
健康教育
各種団体の集まりやイベントに出向き、介護予防や高齢者の健康に関する講話や実技を行います。
この他、介護予防や認知症に関する講演会を毎年実施しています。
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
ゴールドスポーツ教室(旧転倒予防教室)
対象者
町内在住の65歳以上の方で、腰や膝に痛みがあり歩行や立ち上がり動作に支障がある方。
日時
- 年3クール、全8回 13時半~15時
- 開催日が近くなりましたら、広報折込の『みどりの清流』にてお知らせいたします。
内容
椅子に座ってできる体操・筋力トレーニング、体力測定
お問合せ先
かるっちゃつべつ事務局(中央公民館内 0152-76-2713)
活動の様子
椅子に座って軽運動中。
楽しいと、不思議と体が動きますね。
コロナ禍でも工夫しながら開催しました。
地域介護予防活動支援事業
住民の方が主体となって取り組む介護予防活動の支援を行う事業です。
サロン事業
ふれあいいきいきサロン
各自治会ごとに高齢者の方が集まり、交流する場(サロン)の開設を支援します。
対象者
主に65歳以上の方ですが、お手伝いをする方は65歳未満の方も対象となります。
日時
おおむね月1回以上の開催。時間や場所は各サロンで決定します。
利用料
必要な場合は各サロンが定めます。
現在開催中のサロン
高台町、柏町、豊永3、豊永4、東町、東達美、共和2、旭町、相生(相生中央、相生2)、本岐地区(双葉、沼沢、本岐市街、本岐2、木樋、二又、大昭、布川)、活汲(活汲、東岡、岩富)
助成
新規にサロンを開設する自治会には、初年度準備金として10,000円を助成いたします。また新規はもちろん、翌年以降も運営費として1ヶ月3,000円を助成いたします。
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
活動の様子
相生サロン風景。
音楽に合わせながら皆さん楽しく体操をされています。
豊永サロン風景。
ストラックアウトを皆さんで楽しまれています。
運動サロン風景。
下肢の筋力を落とさないための運動を頑張っています。
運動指導員の説明を聞きながら、一休みしています。
運動サロン
町内の会館に高齢者が集まり、運動を中心としたプログラムを行うサロンの開設を支援します。
対象者
主に65歳以上の方ですが、お手伝いをする方は65歳未満の方も対象となります。
日時
おおむね月2回開催。時間や場所は各サロンで決定します。
利用料
1回500円
現在開催中の運動サロン
共和生きがいセンター(津別町字共和17番地6)
西区寿の家(津別町字緑町10番地1)
助成
運営費として1ヶ月2,500円を助成いたします。
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
いきいき百歳体操
高知県の理学療法士が発案した健康体操。簡便でありながら運動効果も高く、住民が主体になって実施できることから、当町でも平成30年度より普及に取り組んでいます。(現在、7会場で開催中)
対象者
町内在住の65歳以上の方。要支援、要介護の認定がある方も参加できます。
実施内容
リハビリ専門職による体力測定値の評価、実施内容の指導。
軽量のおもりを装着して行う軽運動。
●ご希望があれば体験会も行っていますので、興味のある方は下記までご連絡下さい。
お問い合わせ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
椅子に座ってできる運動なので、安心です。
男性の方も集まって楽しく運動に取り組んでいます。(おもりを装着しています。)
介護予防いきいきポイント事業
地域におけるボランティア活動を通して社会参加および生きがいづくりを支援する事業です。
活動に応じて得たポイントを町内で使用できる商品券に換券できます!
対象者
40歳以上の方。
事前に研修を終了し、登録が必要です。
事前研修
研修実施月が近づきましたら広報折込でお知らせいたします。
対象となるボランティア活動例
給食サービスの配達、地域のサロン、社協事業(集い他)、1人暮らしの方への絵手紙、施設慰問
お問合せ先
津別町社会福祉協議会(0152-76-1161)
生活支援サポートセンター事業
高齢者が在宅で自立した日常生活が営めるよう支え合い活動を支援することを目的に、訪問介護の利用まで至らない簡易な掃除や買い物、ゴミ出し、訪問介護で行えない窓拭き、話し相手など、住民同士で支え合いの中で行う事業です。
対象者
65歳以上の方で要介護認定を受けている、または、町のチェックリストに該当する方。
利用方法
- 高齢者相談係(地域包括支援センター)へ相談。
- 社会福祉協議会の訪問調査。
- 利用チケット購入。
対象となるサポーター事例
お話し相手、窓拭き、カーテン洗濯、室内清掃、さんぽ同行、ゴミ出し、お弁当配達、神棚幕取り外しなど。
お問い合わせ先
地域包括支援センター(0152‐77‐8383)
地域リハビリテーション活動支援事業
リハビリに関する専門職がご自宅や、サロン、デイサービスなどに伺い、介護予防に関する運動やリハビリの助言を行う事業です。
リハビリ評価訓練事業
対象者
おおむね65歳以上の方、およびその支援をしている職員の方
専門職の種類
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
派遣先
津別病院
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内0152-77-8383)
包括的支援事業
高齢者が住みなれた地域で、尊厳あるその人らしい生活を継続することができるようにするため、心身の健康の維持、保健・福祉・医療の向上、生活の安定のために必要な援助、支援を包括的に行う事業です。
介護予防ケアマネジメント業務
要介護認定「要支援1」、「要支援2」、「事業対象者」の方が対象です。
自立保持のための身体的・精神的・社会的機能向上を目標として、スクリーニングを実施し、(1)アセスメント、(2)介護予防プランの作成、(3)サービス提供後の再アセスメント、(4)事業評価を行っています。
「要介護1~5」の方は津別町居宅介護支援事業所(0152-76-3400)が担当いたします。
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内0152-77-8383)
総合相談支援業務
高齢者の方が住み慣れた地域で安心して、その人らしい生活を継続するためには、介護保険サービスにとどまらない様々な制度の利用や支援が必要になってきます。高齢者の方に関するどのような相談でも行っておりますので、どうぞお気軽に地域包括支援センターにご相談ください。
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
権利擁護業務
(1)高齢者虐待
高齢者虐待の防止のために啓発活動を行っています。また、虐待に関する相談を随時受けています。
(2)成年後見制度の活用
高齢者独居・夫婦世帯などの成年後見および任意後見制度に関する相談・対応を行ています。必要に応じて家庭裁判所への手続き等についても相談に応じています。
(3)消費者被害の防止
認知症の方に対する訪問販売による消費者被害防止のため、消費者相談窓口となる担当係と情報連携を行い、被害防止に努めています。
お問合せ先
- 地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
- 津別町社会福祉協議会(0152-76-1161)
包括的支援事業(社会保障充実分)
在宅医療・介護連携推進事業
医療と介護、どちらも必要とする高齢者の方へ支援を一体的に提供するための事業です。
- 地域の医療・介護の資源把握
- 在宅医療・介護連携の課題抽出と対応策の検討
- 在宅医療と在宅介護の情報提供の構築
- 医療・介護関係者の情報提供の支援
- 在宅医療・介護連家に関する相談支援
- 医療・介護関係者の研修会
- 地域住民への普及啓発
- 在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内 0152-77-8383)
生活支援体制整備事業
地域の民間企業、ボランティア、NPO法人、老人クラブ等と連携しながら、高齢者の方の生活を支える体制や、まだまだお元気な高齢者の方が社会参加し、支える側になるような仕組みを作る事業です。
生活支援コーディーネーターが中心となって進めていきます。
お問合せ先
津別町社会福祉協議会(0152-76-1161)
認知症総合支援事業
りんぐ☆つべつ(認知症初期集中支援事業)
認知症の人やその家族に早期に係る支援チームを配置し、認知症の早期診断・早期対応に向けた支援体制に繋げることを目的とした事業です。
対象者
40歳以上の方。
認知症の症状がありながら、診断を受けていない方。
認知症の診断がありながら、介護サービスを受けていない方。
対象となった事例
物盗られ妄想や道迷い、日常生活への意欲低下などで、ご家族やご近所との関係性が上手く図れてなく役場に相談がありました。
訪問する職員
北見赤十字病院 認知症看護認定看護師
津別町地域包括支援センター 職員
協力医
北見赤十字病院 精神神経科医師 (認知症サポート医)
お問合せ先
地域包括支援センター(役場内0152-77-8383)
認知症地域支援・ケア向上事業
認知症の方が津別町で安心して暮らすことができるように、医療や介護、地域のサービスでネットワークを形成したり、家族の方が相談できるような体制づくりを行う事業です。
認知症地域支援推進員を中心に進めていきます。
内容
- 認知症の人にやさしいお店登録事業
- 認知症サポーター養成講座
- 認知症ステップアップ講座
- 認知症カフェ
- 認知症家族の茶話会
お問合せ先
津別町社会福祉協議会(0152-76-1161)
参加者に紙芝居を披露しています。
皆さん楽しく観ています。
認知症の人にやさしいお店登録事業
事業所名 | 登録月 | |
1 | 加藤信陽堂薬局 | 令和元年10月 |
2 | 津別郵便局 | 令和元年10月 |
3 | さんさん館カフェ | 令和元年10月 |
4 | 丸玉木材株式会社津別病院 | 令和元年12月 |
5 | 北見信用金庫津別支店 | 令和2年1月 |
6 | 本岐郵便局 | 令和2年3月 |
7 | JAつべつ(金融共済課) | 令和2年7月 |
8 | カフェ&ランチ ちゃのま | 令和2年8月 |
9 | 株式会社津別総合管理センター | 令和2年8月 |
10 | 北見相生郵便局 | 令和2年10月 |
11 | 株式会社道東テレビ | 令和2年10月 |
12 | 網走信用金庫津別支店 | 令和2年11月 |
13 | オホーツク珈琲舎 幾島珈琲研究所 | 令和3年3月 |
14 | 株式会社 相生振興公社 | 令和6年2月 |
認知症高齢者見守り事業
安否確認訪問
対象者
65歳以上の認知症又は認知症が疑われる方で、1人暮らしまたは老夫婦世帯の方。
介護保険サービスを利用せず、知人や身内による交流頻度が週1回以下の方。
内容
ホームヘルパーによる訪問。
1回30分未満
利用料
無料
お問合せ先
津別町地域包括支援センター(役場内0152-77-8383)
SOSネットワーク事業
認知症による徘徊で行方不明になった高齢者の方を、地域の支援を得て早期に発見するネットワークに関する事業です。
(1) メール配信システム「ささえあいねっと@つべつ」
趣旨に賛同いただいた住民の方にメール登録いただき、行方不明の高齢者の方に関する情報を配信(メール・LINE・電話)を行い、捜索の協力を得ます。
(2 ) 徘徊高齢者捜索模擬訓練「ひとり歩き高齢者おかえり模擬訓練」
1年1回実施。
モデルの高齢者を住民の皆さんと一緒に探す模擬訓練を行います。
あわせて認知症サポーター養成講座も行います。
お問合せ先
- 地域包括支援センター(役場内0152-77-8383)
- 津別町社会福祉協議会(0152‐76‐1161)
活動の様子
SОSネットワークの説明を受けています。認知症高齢者を皆さんで支えていきましょう。
更新日:2024年02月20日