ヘルプマークについて
北海道において、障がい者であるものの、援助や配慮を必要としていることが外見からはわからない方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなることを目的としてヘルプマークという取り組みが始まりました。
ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
対象者
- 義足や人工関節などを使用している方
- 内部障がいのある方
- 精神障がい者
- 知的障がい者
- 発達障がい者
- 難病の方
- 妊娠初期の方
など
(注意)外見からは援助や配慮を必要としていることがわかりにくい方が対象となっております。
使用方法
1.着用方法
- ストラップを利用してカバン等につけて使用します。
- 常時着用する、もしくは必要なときに着用するなど用途に応じて使用してください。
(注意)ストラップ部分がドアに挟まらないようにする、紛失しないようにするなど注意してください。
2.付属のシール
- ヘルプマークの裏面に付属のシールを貼ることができます。
- シールには、利用者が周囲の方に伝えたい情報や必要とする配慮などの内容を記入することができます。
例:名前、何かあった際の連絡先、医療機関など
配布場所
津別町役場 保健福祉課 福祉係(6番窓口)
窓口において本人、またはご家族の方が申し出をしていただくことで、対象者1人につき1個配布いたします。
費用は無料です。
「ヘルプマーク」を見かけた際にお願いしたいこと
- 「電車やバスなど、公共交通機関では席を譲るご配慮を」
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からはわからないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスに感じることがあります。 - 「駅や商業施設などで」
交通機関の事故など、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方がいます。また、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。 - 「災害時、安全に非難するための支援を」
視覚障がい者や聴覚障がい者などの状況把握が難しい方、肢体不自由などにより自力での迅速な避難が困難な方がいます。
「ヘルプマーク」を使用している方を見かけた際には、ご配慮いただきますようお願いいたします。
更新日:2023年03月24日