【募集中】北海道津別町地域おこし協力隊「自然体験ガイド及びネイチャーセンター事業充実及び運営業務」
募集趣旨
はじめに
津別町は、人口4,000人ほどの大自然豊かな小さな町。オホーツク管内の最も南に位置し、網走川の源流地域を形成する農業・酪農・林産業を中心とする町です。
総面積の約86%を占める森林から湧き出る水と、夏は30℃を超え、冬はマイナス20℃以下に凍り付く厳しい自然の中で育てられる農作物、自然の恵みをたっぷり受けたモノづくりに励んでいます。
そんな津別町の市街地から車で約20分離れた上里(かみさと)地区には、津別峠を経由して屈斜路湖や美幌峠へと続く道々沿いに立地する「津別町民の森ネイチャーセンター」があり、NPO法人森のこだまが運営を担っています。また、2025年6月からは屈斜路湖カルデラトレイル(通称:KCT)が本格的に運用開始となる予定で、自然環境に配慮した観光=エコツーリズムを推進するためのエコツーリズム推進協議会の活動など、今後も種々の取り組みを行う予定です。
そこで、標記ガイドと施設管理・運営に携わる人材が必要なことから、私達と一緒に津別町の観光地域づくりに取組む地域おこし協力隊員を募集します。
募集要項
1.募集人員
地域おこし協力隊「自然体験ガイド及びネイチャーセンター施設管理・運営業務」
2名
2.業務内容
1自然体験ガイド(各種エコツアープログラム・各種学習プログラム)
2ネイチャーセンター及び津別峠展望施設及び上里森林公園の維持管理業務
(指定管理者)
3各種体験プログラム・エコツーリズム商品の企画立案及び実施・受入
4エコツーリズム全体構想の策定、運用に関する業務
1年目 | 地域を知る。地域住民と交流する。周辺観光施設の概要の習得。ツアーガイドや施設管理など一通りの業務の習得。 |
2年目 | 人脈を広げる。地域に溶け込む。1年目の経験を基に管理業務を担当。新たな体験プログラム開発のための情報収集、研修参加、資格取得。 |
3年目 | 定住に向けた準備を進める。新たな体験プログラムの開発とツアー実施に向け取り組みを行う。 |
3.求める人物像
- 素直で前向きなコミュニケーションをとることができ、地域・行政・町内の団体及び事業者等の関係者と協働して本町の観光地域づくりに取り組むことのできる方
- 既存のネイチャーセンターや各種体験プログラム等の運営や施設管理等に加え、エコツーリズムの推進、持続可能な観光地域づくりのためのプログラム開発や仕組みづくりに積極的に取り組める方
- 早朝や夜間のガイドや、地域や自然資源の特性・観光ニーズに柔軟に対応できる方
- 任期(最大3年間)満了後も継続して就業する意欲のある方又は町内で独立してガイド業等を行う意欲のある方
必須資格・経験
- 普通自動車免許
- (注意)AT限定可、技術・経験ともに実際に運転ができる必要あり
- (注意)応募時所有必須
有しているとより良い
- アウトドアガイドの経験がある方
- サービス業及び観光業等の、対人サービスを仕事として取り組んだ方
- 英語での接客対応経験ができる方
4.応募資格
- 都市地域等から津別町に生活拠点を移し、住民票を移動できる方(注意)着任前に住民票を移動させないでください)
- 地方公務員法第16条に規定される欠格事項に非該当の方
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員でない方
- 長期のキャリア形成・技術の継承の観点から45歳未満の方を優遇
5.活動場所
津別町民の森ネイチャーセンター
事業者名 | 津別町字上里703-1 NPO法人 森のこだま |
代表者名 | 代表 上野 真司 |
業種 | 観光業(自然体験ガイド・飲食サービス)及び施設管理業務 |
従業員数 | 1人。他にパート従業員数名 |
【活動先から:活動先や仕事の内容で事前に知っておいてほしいこと】
津別峠やノンノの森など地域の自然資源を活かしたガイドプログラムを提供している。また、2025年から屈斜路カルデラトレイルの本格開通も予定されており、ネイチャーセンターや津別峠展望施設の持続可能な管理運営体制の構築と、トレイルなど地域資源の維持管理の事業拡大に伴い、地域資源の高付加価値化を進めていく=観光地域づくりのための人材育成と拡充に伴う募集となります。
6.待遇等
1.任用形態
個人事業主(委託型隊員)
(注意)地域おこし協力隊は活動の対価として報償費の支払いを受けるものとし、津別町との雇用関係はありません。
2.勤務時間
月160時間程度
3.報償費等
月額208,000円
4.活動費等
住宅使用料、旅費、研修負担金等、日々の活動等に対する活動費を支給します。詳細は「待遇一覧」のとおりとしますが、着任時に協議の上、決定します。(注意)年間200万円を上限としますが、着任時期に応じて上限額が異なります)
5.待遇・福利厚生
津別町地域おこし協力隊として委嘱しますが雇用関係はありませんので、国民年金や国民健康保険には各自で加入してください。
勤務時間 | 9:00~17:00のうち8時間のシフト制 (注意)繁忙期(5~10月)は3:00~22:00のうち8時間のシフト制 (注意)時間外勤務もあり。時間外手当相当分は活動先から支給 |
週休日 | 毎週木曜日+週1日を週休扱い (注意)繁忙期(5~10月)は週2日の休暇取得が難しい場合があり、閑散期等に振替対応 |
その他 | 国立公園の調査業務についても今後受託の可能性あり。 |
7.応募手続
1.受付は応募開始日より令和6年12月25日(必着)までとします。
2.提出書類は以下のとおりです。
履歴書(任意様式、顔写真付き、職歴がわかるもの)
3.申込み、問合せ先は以下のとおりです。
〒092-0292 北海道網走郡津別町字幸町41番地
津別町役場 住民企画課 企画係
電話:0152-77-8374
8.選考
- 第1次選考
書類選考の上、応募者全員に対して結果を文書およびメールにより通知します。 - 第2次選考
第1次選考合格者を対象に、面接を主体とした選考試験を予定しています。
日時や会場については第1次選考結果とともに通知します。 - 結果通知
第2次選考後、速やかに合格者に電話で通知します。また、文書でも合否について通知します。 - その他
選考に係る経費(第2次選考の交通費を含む)については受験者の負担とします。
選考経過及び結果等に関するお問い合わせにはお答えできません。ご了承ください。
9.その他
- 募集に関する問い合わせは、メールまたは電話でお願いします。
- 募集に係るすべての個人情報については、法・条例に基づき厳正に管理し、本人の了解を得ない限り、第三者に提供しないこととします。
- 提出書類は返却しませんので、あらかじめご了承ください。
- 関連する条例・規則などについては、ホームページよりご覧ください。
10.津別町での暮らしについて
別紙「津別町での暮らしについて」のとおり簡単ですがまとめたものがありますので、参考としてください。
津別町での暮らしについて (PDFファイル: 396.1KB)
【番外編】津別町の取組紹介
(1)タウンニュースつべつ
津別町の今を映像で定期的に発信することで、町民のまちづくりへの参加促進、移住・定住の促進などを図り、町づくりの記録を残すことで10年後20年後の町民への財産とします。役場職員がリポーターとなって取組などを紹介しており、完成した映像は、町のWebサイトや道東テレビ、YouYube等で公開されます。
タウンニュースつべつ~津別町広報番組(YouTubeのサイト)
(2)津別町PRビデオ
津別町の四季や自然溢れる大地、観光や移住情報などをPRするために作成した動画です。
この動画を見ていただければ、津別町の雰囲気が伝わる動画になっています。
(3)津別町移住・定住WEBサイト チャレンジツベツ
津別町への移住・定住促進のために、町の紹介や津別町での生活、仕事、住まいなどを紹介するページです。
移住・定住サポートデスクも設置しており、各種相談や移住体験ツアーなどの対応が可能です。
津別町でのチャレンジを考えている方にオススメのページです。
(4)道東エリアリノベーションプロジェクト・イン・津別
空き家改修とそこで生み出す新規事業を手段に、エリア全体に新たな価値を作り出していくプロジェクトです。
2つのパイロット事業を経て、「コワーキングスペースJIMBA」と「ゲストハウスnanmo-nanmo」という地域の拠点となる新規事業を創出し、そのふたつの地域拠点から新たなビジネスや移住者が生まれる仕組みを町内外からリノベーション参加者等の協力のもと作りました。
パイロット事業を通じて培ったノウハウ等を活かし、さらなるリノベーション文化の定着を目指しています。
(5)ふるさと納税
津別町ならではの農産物や木材加工品などを中心とし、ふるさと納税にも取り組んでいます。
まちづくり会社が町より事業を受託して運営しています。
更新日:2024年12月12日