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町長室

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年頭挨拶

平成28年 年頭挨拶

(広報「つべつ」平成28年1月号掲載)

頑張りが形になる年   津別町長 佐藤多一
 
 町民の皆様、新年明けましておめでとうございます。輝かしい平成28年の新春を穏やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
 さて、私たちが暮らす日本は、いま地方創生の時代に突入しています。世界に先駆け「人口減少・超高齢化社会」という構造的な課題に対し、政府は平成26年12月に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定し、50年後の人口を1億人と想定し、活力ある日本社会の実現を目指す取り組みを開始しました。
 その第一歩として、平成26年度の補正予算において、全国の自治体に対し、地域消費喚起生活支援型と地方創生先行型の二種類の交付金を交付するとともに、平成27年度中に「地方版総合戦略」の策定を要請しました。
 これにより、津別町に交付された地域消費喚起生活支援型交付金は約1千5百万円で、本町は全国の取り組みに倣いプレミアム付商品券を発行しました。もう一つの地方創生先行型交付金は約3千5百万円で、将来の人口ビジョンと総合戦略を策定する事業、乳幼児に対する養育手当を支給する事業、若手ものづくり職人等を誘致支援する事業、空き店舗等の対策を支援する事業、大学生のIターンJターンを促進する事業などを企画し、現在取り組みを進めているところです。
 これに加え、平成27年10月までに地方版総合戦略を策定し、先駆性があると認められた自治体には、さらに交付金が上乗せされることになったことから、津別町は昭和58年にきっかけをもち、今も長く交流の続く千葉県船橋市に的を絞り様々な企画を織り込んだところ、これが認められ1千7百万円の上乗せ交付が決定し、現在、計画した事業に着手したところです。
 その一つである農業青年の相互交流と特産品の販売はすでに開始され、また、今年1月末から2月にかけて行われる予定の婚活事業の準備も進められています。障がい者の支援事業所の充実と新設に向けた取り組みも開始され、人口減少による人材の不足を解決するため、62万人都市船橋市の力を借りる事業が着実に始まったところです。
 地方版総合戦略は、平成27年度から31年度までの5年間の計画であり、今年からはこれに対する新型交付金が措置されることになっています。津別町はこの総合戦略の策定にあたり、昨年6月に対象者を分けたアンケートを実施しました。町内に在住する人向けと町外から通勤する人向けに分けて行ったところ、この町に住み続ける或いは移住するためには、いずれの人たちも「買い物環境の整備」を一番に望んでいました。さらに、交通体系のあり方や老朽化した公共施設と民間施設のあり方などについても大きな課題となっています。こうした重い課題の解決に向け、昨年より開始した筑波大学との「まちなか再生事業」は、今年はさらに歩みを進め、何をどうするべきかの方向を具体化していくこととしています。
 結びに、60年ぶりに巡ってきた丙申(ひのえざる)に年は「これまでの頑張りが形になっていく年」と言われています。皆様にとりましてもそうした年でありますようご祈念申し上げ、念頭のご挨拶といたします。

平成27年 年頭挨拶

(広報「つべつ」平成27年1月号掲載)

3期目を迎えて   津別町長 佐藤多一
 
 町民の皆様、新年明けましておめでとうございます。輝かしい平成27年の新春を穏やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
 このたびの町長選挙におきましては、町民の皆様をはじめ、各方面から力強いご支援と心温まるご厚情をいただき、無投票当選の栄に浴し、三度町政の重責を担わせていただくことになりました。お寄せいただいたご期待とご信頼に恥じぬよう、志を高く町づくりを進めて参ります。
 さて、政府は11月21日、衆議院の解散を前に、地方創生の理念を定めた「まち・ひと・しごと創生法案」と「地域再生法の一部を改正する法律案」の2つの法案を可決・成立させました。これらは、日本の急速な少子高齢化の進展に対応し、人口減少に歯止めをかけ、東京への過度な人口集中を是正して、それぞれの地域を住みよい環境にすることを目的としています。
 政府はこの法律を地方創生の大きな一歩と位置付け、50年後の人口を1億人と想定し、活力ある日本社会を実現するための5か年計画を示すことしています。
 こうした国の動きの中、津別町は今年「第5次津別町総合計画」の折り返しの年を迎えます。平成22年にこの計画がスタートして以来、「町は舞台、町民が主役」というスローガンを何度も何度も口にし、活字にしてきたところです。町民の皆様の耳にはタコができたかもしれません。しかし、この言葉は町の方向性を示すキーワードであり、今年も何度も口にして参るつもりでいます。
 今年、津別町は明治16年に旧土人救済事務取扱所を活汲に設置してから132年になります。この長い歴史の中で、町を形づくる建物の建設と取り壊しが繰り返されてきましたが、今日、老朽化が進み、空き家・廃屋が目立つようになりました。この間、人口も過疎化の進行とともに、かつての3分の1に減少しています。こうした現実を受け止め、今後、暮らしやすくコンパクトでスマートな町づくりを推し進めていく必要性を強く感じているところです。
 3期目の立候補にあたって、町民の皆様に6つの約束をさせていただきました。①第1次産業の振興、②少子化・高齢化社会への対応、③中心市街地の活性化、④自治会と集落の活性化、⑤老朽化したインフラの整備、そして、⑥もったいない地域資源の活用の6つであり、この4年間で一つ一つ実現して参ります。
 中でも「まちなかの再生」は、大変大きなテーマであり、実現にあたっては大きな費用も伴います。1990年代にイギリスのチャールス皇太子が「アーバン・ビレッッジ(都会風な村)」という町づくりを提唱していますが、この理念も参考としながら、魅力的な町づくりを進めて参りたいと考えています。小さな町だからこそ、きっとできると思います。そして、強力な助っ人に長くラクビー合宿で親交のある筑波大学が加わってくれました。構想づくりの折々に、町民の皆様の意見を聞く場を設け、夢のあるロマンチックなエコタウンづくりを進めて参ります。
 結びに、ひつじ年の本年が、皆様にとって良い年になりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

平成26年 年頭挨拶

(広報「つべつ」平成26年1月号掲載)

任期最後の年に   津別町長 佐藤多一

 新年明けましておめでとうございます。
 町民の皆様には、輝かしい平成26年の新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
 さて、一昨年の12月に発足した安倍内閣は、アベノミクスと呼ばれる経済政策を発表しました。その基本方針は、三本の矢と呼ばれる「大胆な金融緩和」「機動的な財政政策」「民間資本を喚起する成長戦略」であり、政策目標として「日銀との2%の物価安定目標」「成長、防災のための大型公共事業の実施」「自動車など輸出型産業の復活」「官民ファンドの創設」を掲げ、いま、それが実行に移されているところです。
 まずは景気を回復させ、その後、国が抱える赤字を解消していく経済戦略と認識していますが、この政策に伴って、他の市町村と同様に津別町においても気になる現象が現れ始めています。それは、公共工事を行うにあたって、受注する建設会社に深刻な人手不足が生じているということです。仕事はあるが、受ける側が一杯一杯の状態にあるということです。過去に行った公共事業削減に伴うリストラなどから、建設業をめぐる状況は思わしくありません。
 しかし、こうした厳しい現実を踏まえながらも町づくりを進めていかなければなりません。それは「町は舞台、町民が主役」を合言葉に、町民の皆さんが参画してつくられた「第5次津別町総合計画」があるからです。
 今年は町長として任期最後の年になります。3年前に総合計画をベースに、皆様にお約束しました「8項目の公約」を進める最終年になりますことから、残っている項目をしっかり実行して参りたいと考えています。
 その一つに「こども園と子育て支援センター併用施設の開設」があります。1年遅れとなりましたが、今年度建設し来年4月のオープンを予定しています。保育所、幼稚園、子育て支援センターが一つになった総合施設であり、この施設で子供達が健やかに育っていくことを期待しています。また、こども園の建設に合わせ、国道を管理する網走開発建設部が、周辺の道路改良を実施することとなり感謝しているところです。
 歩いて暮らせる木の住まいづくりをテーマに策定した「津別町住生活基本計画」に基づき、平成22年から、まちなか団地の新設と旭町団地の建替えを行っていますが、今年も引き続き建設を進めます。計画づくりを始めた平成20年当時、公営住宅は322戸あり、このうち210戸が耐用年数を経過していました。そのままにしておくと、平成25年には、それが8割にも及ぶことから、今後の人口減少を加味した建替えと長寿命化のための改修を進めているところです。
 また、今年は、道立21世紀の森が北海道から津別町に移管される年でもあります。これを契機に、21世紀の森をサンドイッチ状に挟んでいる自然運動公園、そして河岸公園についても、そろそろ一体的な見直しをする時期に来ていると感じています。そのため、今年は専門家の知恵を借りながら、新たな魅力アップ構想をまとめていきたいと考えています。
 結びに、本年が皆様にとって良い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

平成25年 年頭挨拶

(広報「つべつ」平成25年1月号掲載)

実(巳)を結ぶ年に    津別町長 佐藤多一

 新年明けましておめでとうございます。昨年を振り返りますと、景気は依然として低迷したままであり、竹島や尖閣諸島など領土問題に緊張した年でもありました。そうした中、町民の皆様におかれましては、今年こそ輝かしい新春であって欲しいと願い、新しい年をお迎えになったことと思います。
 今年は巳年です。過去の巳年の出来事を振り返ってみますと、残念なことに深刻な事件が起こっています。昭和4年の世界大恐慌、昭和16年の真珠湾攻撃による日米開戦、昭和52年の有珠山噴火、平成13年の世界貿易センターへのテロ攻撃などがそうです。
 しかし、そうした過去を憂慮することなく、前向きに物事を考えていくべきと思います。「見方を変えれば、味方に変わる」というCMが流れています。このフレーズのように物事を明るく考えましょう。そうすると「巳年は実を結ぶ年(実年)」ということになります。勿論、実を結ぶためには種を蒔き、苗を植える必要があります。
 では、苗床である「町は舞台、町民が主役」をテーマにつくられた「第5次総合計画」に基づき、昨年はどのような種を蒔いてきたのかといいますと、
 一つは、花のまちづくりを推進するため、フラワーマスターを増員し、組織化することができました。専門家とタウン・ウォッチングを行うなど、今年はこの組織の人たちが目標をもって動き出します。
 二つは、昨年10月、台湾彰化県二水郷と友好都市を締結したことから、更なる相互交流が始まります。様々な層の交流が広がることを期待するとともに、特に子供たちには、お互いの異なる文化に触れることで、世界に目を向け、そして自国を見つめ直すきっかけにして欲しいと願っています。
 三つは、認定こども園の建設用地を丸玉産業様のご協力により、町なかに取得することができました。今年は基本設計と実施設計ができ上がります。そして、経営母体となる社会福祉法人「夢つべつ」の設立が準備会により進められています。建設は翌年になりますが、こども園の建設によって伝統ある幼稚園の閉園と保育所の統合が発生します。関係者各位には、寂しさと子どもの将来に対する思いが交錯していることと思いますが、次代を担う子供たちのため、皆さんと協力し合いながら子育て環境を充実させていきたいと思います。
 四つは、空き家等の解体撤去について、所有者に対し後押しをしたいと思います。かつて1万7千人近い人口を有した我が町は、いま、その数を3分1に減らし、空き家・廃屋が目立つようになりました。このため、実態調査と他市町村の事例を参考に解体助成制度を検討し、まちづくり懇談会においてご意見をお聞きしたところです。これらを踏まえて制度を創設したいと思います。
 この他、昨年1月に道庁の協力を得て設立した津別町森林バイオマス利用推進協議会が、今春、「利活用構想」をまとめることとしています。今年も様々な種を蒔き、その成長を点検しながら、町づくりを進めて参ります。
 結びに、本年が皆様にとって良い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

平成24年  年頭挨拶

 (広報「つべつ」平成24年1月号掲載)

農・林・花・国際交流 ・・・未来へつなぐ   津別町長 佐藤多一
 
 新年明けましておめでとうございます。
 依然として景気が低迷し、さらに東日本大震災という歴史的な大災害にも見舞われた昨年でしたが、町民の皆様におかれましては、今年こそ輝かしい新春であって欲しいと願い、新しい年をお迎えになったことと思います。
 今年は伝説の生き物である辰(龍)の年であり、「正義感と信頼を表す年」と言われています。この言葉は町政を進める上で最も重要な言葉であり、国政においても是非このことを肝に銘じて欲しいと願う次第です。
 さて、津別町のまちづくりは、「町は舞台、町民が主役」をテーマに「第5次総合計画(2010~2019)」の実践により進めているところです。私の2期目の公約も、この計画をベースに組み立てており、それらを一つひとつ実行に移しているところです。
 かつて津別町は16,000人台後半の人口を数えましたが、今日5,700人を割り込み、これに合わせるように中心街の灯が一つまた一つと消えていきました。哲学者の山内節さんは、グランドデザインとは具体的な計画よりも、その地域をつくりだす思想にころあると語っています。賑やかだった過去に戻ることはできませんが、変わらなければならない何かがあるとすればそれは何か、そのことを意識しながら町づくりを進めたいと考えています。
 津別町の現状特徴は「少子高齢化が止めどなく進行しているまち」、「農業と林業を中心とする第1次産業のまち」といえるでしょう。高齢化が進んでいるということは、反面、長生きできる町ともいえます。より長生きできるように活躍の場を拡大するとともに住環境や交通網の整備が必要になると考えています。子供の数が少ないのであれば若い人たちが引っ越してくる町にする必要があります。子育て環境と住環境を整えるとともに、出会いの場づくりのお手伝いをすることも必要でしょう。
 さて、町の特徴である農業は極めて元気で遊休農地がありません。日本初のオーガニック牛乳など付加価値を付ける取り組みが進み、有機農業の耕畜連携も進められています。法人化も進み、後継者が育っています。農業青年は地域の活性化に熱心で、様々な活動を展開しています。今後、地域食材を使った美味しいものづくりなどの取り組みに期待したいと思います。
 一方、林業は丸玉産業株式会社を中核に、植林、伐採、加工に至る一連の木材関連会社がそれぞれ健全で、町の林産業を支えています。今年は木質バイオマスエネルギーの利活用研究を更に進めます。
 長く住み続けるのなら、きれいな町がいいとも考えています。過去に活発な花いっぱい運動が展開されましたが、財政難と高齢化による担い手の減少から規模を縮小しました。美しい町をめざし再び取り組みを開始するため、今年はフラワーマスターの資格取得者を大幅に増やす予定です。
 台湾彰化県二水郷との関係も、これまでの交流成果を踏まえ、友好都市を結ぶ予定です。そして、まずは次代を担う子供達に、外国から日本を見つめ直す機会を与えたいと思います。
 結びに、皆さまにとって本年が良い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

平成23年年頭挨拶

(広報「つべつ」平成23年1月号掲載)

新たな取り組みが生まれる年に  津別町長 佐藤多一

 町民の皆さん、新年明けましておめでとうございます。景気の低迷が続く中ではありますが、皆さんにおかれましては輝かしい新春であって欲しいと願いつつ、新しい年をお迎えのことと思います。
 このたびの町長選挙におきましては、町民の皆さんをはじめ各方面から力強いご支援と心温まるご厚情をいただき、無投票当選の栄に浴し、再び町政の重責を担わせていただくこととなりました。お寄せいただいたご期待とご信頼に恥じぬよう1期目の経験を充分に生かし、志高く熱意を持って町づくりを進めて参る所存であります。
 さて、津別町のまちづくりの基本計画である「第5次総合計画」は、平成22年度から26年度までを前期計画期間として既にスタートしたところです。この計画に流れる精神は「町は舞台、町民が主役」であることから、住民「参加」をさらに進めた「参画」という言葉を使っています。計画づくりから参画し、その後の実行にも参画する。そして、進み具合をすでに町民の皆さんに配布しています「総合計画ダイジェスト版」をチェックリストとして、一つひとつ実行していくことが私に課せられた責務であると考えております。
 平成20年度から21年度にかけ、特需を思わせるような様々な名称の臨時交付金が国から交付され、自主財源の乏しいわが町は、これまでなかなか手が付けられなかった懸案事項を随分と解消することができました。さらに、平成22年度の国の補正予算が成立し、地域活性化交付金が再び交付されることとなりましたことから、これも有効に活用したいと考えております。しかし、その一方で、歳入の過半を占める地方交付税は、国の平成23年度予算において特別加算分の廃止が検討されているところです。今日、地方分権改革の推進に伴い自主的な地域づくりが求められていますことから、国から地方への権限と財源の移譲を推進するとともに、地方交付税総額の安定的な確保が図られるよう強く要望するものです。
 3月議会に提案いたします平成23年度予算の町政執行方針のサブタイトルは、1期目に掲げました「あいさつをしあう町に」から「美しくて美味しい町に」にしたいと考えております。「日本で最も美しい村連合」に加入させていただくことも視野に入れた美しい町づくりを進めるとともに、美味しいご当地グルメづくりも進めたいと思います。美しい町に住み、地域食材を生かしたグルメを楽しみ、豊かな気持ちであいさつをしあい、微笑みあう町にしていきたいと考えております。そうした取り組みが、この春、大通 佐々木医院跡に完成する多目的活動センターから様々な方たちの交流を通して、次々と誕生していくことを期待するものです。
 今年の干支は兎であり、兎年の特徴は「猛々しい寅の年の以後、兎の年は折衷と落ち着いた説得の時期で、人間の権利に中点を置き不幸な人を手伝い、医学分野の人の活動が盛んになる年」と言われています。
 結びに、皆さまにとって本年が良い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

総務課

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